2018-06-03

本格化するICT導入ととちぎのビジネス

地方の可能性 本格化するICT導入ととちぎのビジネス 永濱利廣
【インタビュー】
第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト 永濱利廣氏

栃木はどんな未来を目指すべきなのか、栃木の「生きる力」とは何なのだろうか。
内閣府の経済財政諮問会議政策コメンテーターを務める永濱利廣氏が答えた。

「地域経済を活性化するためには、地方に優位性が高い産業の生産性を上げ、グローバルな展開を図ることが重要です」。

ポイントとなる産業は、観光産業、第一次産業、製造業。
特に、「車の電動化と自動運転の技術開発における優位性」がある栃木では、自動車産業を中心とする製造業、ものづくり産業を軸とした経済活性化が狙えると言う。

「栃木は未来に繋がる資源に恵まれています。生き残るための多くの強みがあると言っていいと思います」

その強みを生かすためにはICTの利活用も必要だ。技術革新が進めば産業構造が変わり、新たなビジネスも生まれる。
自ら興味のあることにチャレンジし、積極的にビジネスを展開していける人材が求められる。

しかし、「栃木の人は積極的に前に出ない。優れた資源を持っていてもあまりアピールをしない」と永濱氏は指摘。
積極的に自らをアピールする力を育む教育の必要性を説いた。

栃木は、「もっと前へ」と積極的にチャレンジするべきだ。チャレンジに値する資源は、豊富にある。

【プロフィール】

永濱 利廣 (ながはま・としひろ)

第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト。
1971年群馬県館林市生まれ、栃木県足利市出身。
栃木県立佐野高校から早稲田大学理工学部工業経営学科卒、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。
1995年第一生命保険入社、2016年より現職。

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