2018-06-03

未来へはばたく若きパイオニア

青木圭太氏

【プロフィール】 ㈱青木製作所 代表取締役 青木 圭太氏 1980年真岡市生まれ。 創業者の父を継ぎ、2012年に青木製作所の社長に就任。

「とちぎアントレプレナー・コンテスト」では、栃木県内の次代を担う若い世代から起業のアイデアを募り、優秀な作品を表彰している。
2017年度で5回目を迎えた。応募総数は1000通以上に達し、高校生や大学生の社長も誕生した。

コンテストの実行委員長を務めるのは、金属部品の製造などを手掛ける(株)青木製作所の青木圭太社長だ。
学業やスポーツに秀でた子どもたちがいるように、会社経営のセンスに優れた若者もいるはず。
しかし、日本の学校教育には、実践的な経営が学べるカリキュラムはほとんどない。
それならコンテストの形で人材を発掘しようと運営に乗り出した。

回数を重ねる中、意欲のある若い人たちと数多く関わってきた。
さまざまなユニークなアイデアが寄せられ、今の若者たちもなかなかやる、との実感を強くしている。

コンテストの特徴は、単なるアイデアの披露にとどまらないこと。
本格的な起業に向けて資金面や関連企業とのつなぎなど、全力で支援する。
もちろん会社の運営には苦労も多いが、そのプロセスを通して成長してほしいと期待する。

小泉泰英氏

【プロフィール】 ㈱アグクル 代表取締役社長 小泉 泰英氏(21歳) 1997年埼玉県生まれ。2017年度 最優秀賞受賞。

大学4年生の小泉泰英氏は、17年度のコンテストで最優秀賞に輝いた。
米を発酵させてできる糀を乳幼児(おおむね8カ月~)のおやつとして販売するというアイデアだった。
「㈱アグクル」を立ち上げ、間もなく製品の販売が始まる。
事業を通してつくり手と食べる側の意識のギャップがなくなることを願う。

髙塩翼氏

【プロフィール】 ㈱rain 代表取締役 髙塩 翼氏(19歳) 1999年宇都宮市生まれ。2017年度 優秀賞受賞。

同じく17年度のコンテストで優秀賞を獲得した髙塩翼氏。
高校生3年生の秋に「㈱rain」を起業し、この春から本格的な営業活動に取り組んでいる。
社会問題化している空き家の活用の事業化を提案。
若者たちが交流する「カフェ」の運営も手掛ける。
ここを企業と学生をつなぐ場にすることを目指す。

八木澤玲玖氏


【プロフィール】 ㈱那須旅 代表取締役社長 八木澤 玲玖氏(18歳) 1999年那須塩原市生まれ。2016年度 最優秀賞受賞。

八木澤玲玖氏は、16年度の最優秀賞を獲得した。
高校3年生の時に那須地方の魅力を発信する会社「㈱那須旅」を起業。
「ミス那須コンテスト」の運営や、持っていると観光施設などで特典が受けられる「那須旅バッグ」の販売などの事業も手掛けた。
現在は、大学で観光学を学びながら会社を経営する。

扱う商品や事業は異なるが、彼らに共通するのは、利益を挙げることよりも、会社経営を通して社会を変えようという情熱を持っていること。
人口減少社会に突入し、将来に不安も言われる昨今だが、頼もしい若者たちがここにはいる。

 

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