2018-06-03

データを駆使し、進化する戦術

データを駆使し、進化する戦術【インタビュー】
スポーツジャーナリスト
中西哲生氏

スポーツジャーナリストの中西哲生氏は「サッカーのトッププロはICTやAIを駆使してデータを得て、それをフル活用している。
地域のプロスポーツチームでもICT活用は不可欠」と話す。
と同時に地域振興という観点からも、ICTが鍵を握るという。

「僕はつねづね『接触点』の重要性を感じています。
接触点とはファン同士がふれあう場所であり、さまざまなスポーツ情報を得られる場所です。
例えば栃木県内のすべてのスポーツの映像を、アーカイブも含めて観る場所を増やすことができれば、異なるスポーツの枠を超えたファン交流の接触点を生み出すことができます。
スポーツによる地域活性化にもつながります」

データを駆使し、進化する戦術

栃木県内のプロスポーツチームでもICT活用は進んでいる。
栃木SCユース監督の浜嶋淳郎氏は「サッカーは、多くのプロスポーツの中でもICTの導入が早かったと思う」と話す。
監督自身も着任当初から積極的にタブレットPCで試合や練習の動画を撮影、指導に活用している。
動画以外でもプレーを数値化して表計算ソフトに入力。
強力な指導ツールとして使っている。

「トッププロの世界ではすでにICT活用は必須。
地域のアマチュアスポーツでも遠からず当然になるでしょう」

【プロフィール】

中西 哲生 (なかにし・てつお)

1992年同志社大学経済学部卒業後、名古屋グランパスエイトに入団。
1997年に川崎フロンターレに移籍し、1999年にはキャプテンとしてチームのJ2優勝・J1昇格に貢献する。
現役引退後は、スポーツジャーナリストとして活動を開始し、テレビ・ラジオでコメンテーターを務める。
2008年(公財)日本サッカー協会特任理事に就任(現在は参与)。
栃木県内で開催される子どもを対象とした「しもつけサッカーセミナー」にて講師を務める。

 

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