2018-06-03

デジタルネイティブ世代の学び

【インタビュー】
宇都宮大学大学院 伊藤篤氏
帝京大学 蓮田裕一氏

デジタルネイティブ世代の学びIoTとICTの浸透は、働き方や産業構造をも大きく変えようとしている。
そんな将来を見据え、日本の小学校では2020年からプログラミング教育が始まる。

宇都宮大学大学院 工学研究科 教授の伊藤篤氏は、今後は読み書き計算と同様にプログラミングが基礎的な学習項目となり、プログラミング言語は英語のように、ひとつの言語として身につける時代が来ると予測する。

ただし、それはあくまでツールであり、大切なのはそれを使って「何ができるか」という想像力や、情報を収集し分析する論理的思考力だ。
伊藤教授は今後この技術をさまざまな社会的課題と結びつけていく教育が必要と話す。

【プロフィール】

伊藤 篤 (いとう・あつし)

宇都宮大学大学院工学研究科情報システム科学専攻 教授。
1983年名古屋大学大学院修了後KDDI入社、2014年から現職。
通信ネットワーク、ユーザインターフェース / ウエアラブルデバイス、ICTの社会応用(健康管理、観光情報、サイバーコートなど)に関する研究に従事、博士(情報工学)。

デジタルネイティブ世代の学び一方、デジタルネイティブ世代の子どもたちに対し、教員はプログラミングの楽しさを伝えられるのだろうか。

これに対し、帝京大学 工学部情報電子工学科教授の蓮田裕一氏は指導者の育成が急務だと訴える。
さらに子どもたちに対しては、小中高大学と切れ目なく一貫したプログラムを提供することの必要性を主張する。
国際的なロボットコンテストへの参加も子どもの自信につながるだろう。
グローバルなエンジニアとなり、問題解決能力を高めてほしいと蓮田教授は期待を寄せる。

【プロフィール】

蓮田 裕一 (はすだ・ゆういち)

帝京大学理工学部情報電子工学科教授(工学博士)。
1984年宇都宮大学大学院修了。
栃木県立宇都宮工業高校教諭の時にWROロボコン世界大会で11度の入賞。
2015年4月より現職。
WRO日本大会大学生の部を2015年から3連覇中。

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